認知症と在宅介護を考えるブログ

認知症高齢者との上手なコミュニケーションには忍耐が必要?

time 2017/04/26

認知症高齢者との上手なコミュニケーションには忍耐が必要?

高齢者と話しをするには、ある程度の忍耐が必要なのではないか? とくに認知症の患者には……」そう思える出来事がありました。実際に祖母も認知症を発症した経緯があり、とんちんかんな会話で混乱したことも。ここでは高齢者、とくに認知症患者との上手なコミュニケーションの方法を考えてみたいと思います。

認知症になると奇々怪々な言動や行動が増える

祖母の場合、認知症中期に「物盗られ妄想」が始まりました。実際には財布やヘソクリなどが盗まれていないにも関わらず「財布がない! ヘソクリがない!」と言って騒ぐことです。

認知症により、財布やヘソクリをどこに置いたのかが思い出せないことが原因です。そして財布を盗んだのは、いつも決まって祖母の介護をしていた伯父さんでした。

最近も散歩中に認知症とおぼしき高齢女性と出会い、同じ質問を何度も何度もループするという経験をしました。認知症の方は間近の記憶がどんどん消えてしまうので、ついさっき話したことを忘れてしまうのです。

何度も何度も同じ話題を繰りかえされると、どれだけのんびりした人でもイライラするものです。高齢者の方のなかには耳が遠くなっている方も少なくありませんので、会話がしにくいことでコミュニケーションがとりにくいと感じられます。

高齢者、とくに認知症高齢者とのコミュニケーションはむずかしいものだと感じていますが、その理由は

  1. 短期記憶がなくなることによる物盗られ妄想
  2. 妄想や幻聴により騒ぐ
  3. 理解力の低下で何度も人の話しを聞く
  4. 意味もなく衝動的な行動をとる(奇声を上げる、徘徊するなど)

このような症状によるものです。認知症独特の症状がでると理解することがむずかしいのです。

認知症患者に対して怒りをぶつけてもムダ

お願いしていたことができない、約束の日を忘れる、計算ができないなど、認知症高齢者は理解力や記憶力の低下によりミスが多くなります。認知症は脳の病気ですので、本人が意図的にミスをおこなっているものではありません。

その辺りを理解しないまま「なぜできないの!?」「もっとしっかりして!!」と怒っても意味がありません。記憶がどんどん消えてしまうため「なぜ叱られたのか」が理解できないまま、叱られたという嫌な記憶だけが残り、家族との関係がぎくしゃくします。

認知症の有無にかかわらず、高齢者と関わるときは感情をむき出しにしないように気を付けたいですね。

まとめ

高齢者とのコミュニケーションは難しいものですが、介護者や家族の側が感情的にならないように気をつけて、丁寧に接していきたいですね。

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