認知症と在宅介護を考えるブログ

詐欺被害に遭わないためにできることとは?

time 2017/10/23

詐欺被害に遭わないためにできることとは?

高齢になると判断力や理解力が衰え、詐欺の被害に遭ってしまうリスクが高まります。高齢者を狙った犯罪も増えていますが、被害額の大きさで言えばリフォーム詐欺などはかなりのものです。このリフォーム詐欺、かなり手が込んでいるようなのでその騙しの手口をご紹介しましょう。

 

一人暮らしの高齢者を狙う

リフォーム詐欺を狙う場合、行き当たりばったりに家を訪問してはいけません。大家族で暮らしている家庭、そもそも昼間に人がいないDINKS、独身の若い男女の単身家庭などはターゲットとしては不向きです。大家族の場合世帯人数が多いので相談できる人がそばにいると詐欺がバレる可能性が高いのです。

昼間に人がいない家庭はお宅訪問ができないので不向き、若い方ではリフォームそのものが出来るだけの資金をもっていない可能性があります(若い方も昼間に家にいない可能性が高いです)。

 

そこで目をつけたいのがそこそこ資産をもっている一人暮らしの高齢者。一人暮らしで親族が遠くに住んでいると身近に相談できる人がいないので騙しやすいのです。

 

まずは一人暮らしの高齢者世帯がどの家かを調査し、周囲に親族がいないかどうか、人の出入りをチェックして騙しやすそうかどうかを事前判断します。ターゲットを絞ると2人一組でお宅訪問を仕掛けます。

 

まず1人目のセールスマンが自宅を訪問し「家の壁がボロボロですね。そろそろ塗り替えませんか?」と声を掛けます。もともと古い家だと家主も壁や屋根の劣化を気にしているので見積もりを取ります。この時、200万円程の高い見積もりを提出。当然工事をして欲しいとは思いません。高すぎるからです。

すると数日後、今度は同じ詐欺グループの別のセールスマン役がやってきます。「壁と屋根が傷んでますね。どうでしょうか?わが社はモニターを募集しておりまして50万円で全ての施工をさせていただきます」こういえばどうでしょうか?

 

200万円の高い見積書を見せられていた高齢の家主から見ると「たった4分の1の工事費で施工してくれる」と思えます。安いので飛びついてしまいますよね。ところがここからが大変なのです。

 

追加工事・追加工事・追加工事であっという間に施工費が数千万円に膨らむ

一度契約してもらえばもうこっちのものです。その後工事にかかると、次々に「屋根をチェックしていたら雨漏り箇所があります」「壁から雨が浸みこんでボードが剥離しています」「床下にシロアリがいました」「床下に雨水がたまっています」などなど、多くの不良個所が連日見つかるのです。

 

家主はビックリして追加工事をお願いします。それら追加工事の総額は数百万円、ときには数千万円にまで膨らみ大変な額になります。大事な退職金や貯金をリフォーム業者にすべて吸い取られる……そんな恐ろしい現実が待っています。

このような詐欺を防ぐためには、即日工事契約をしないこと、周囲に相談できる人をもつこと、他の業者に相見積もりをとり相談することなどが良い対策になります。契約を急かされたからと言って、すぐに決断しないこと。

 

家のリフォームは大規模になりがちなので、相談できる人がそばにいると安心です。近所の相談できる人を作っておくと何かあったときは心強いですね。

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