認知症と在宅介護を考えるブログ

認知症の方への正しい接し方について

time 2018/01/30

認知症の方への正しい接し方について

認知症という病名が独り歩きしていて、結局この病気は一体どんな病気なのか? その正体がなかなかつかめなくなっていたとき「認知症の方への正しい接し方」という記事を読み、認知症って「物忘れによって日常生活に支障をきたしている状態」なのだとシンプルに理解できました。今日は認知症の方への正しい接し方についてです。

認知症とは?

認知症という病気は、一部の原因疾患を除いて「物忘れ」が一番目立つ症状になります。我が家の母を見てもわかるのですが、大事な事は全部忘れます。通院日も服薬もさっき買ってきたお惣菜やさっき食べたものも全部綺麗に忘れてしまうのです。

それはなぜだろう? と思っていたのですが、リンク先の記事では「短期記憶をつかさどる海馬と呼ばれる部位が病気で侵され、短期記憶が保持できなくなる」ことが原因なのだそうです。記憶したいのに記憶のためのハードディスクが壊れているわけ状態なのです。

だから「さっき言ったでしょ?」と言ってもムダです。5分前の事も全部忘れています。この物忘れの症状、根本から改善させることはほぼ不可能です。

そのため物忘れをしないように、テーブルの上に大きな字で「12月3日は通院日。忘れない」「○○さんに連絡」など要件を書いておいています。本人は記憶が保持できないので「ああ、そうかい」と言うだけで、次の瞬間にはきっと忘れています。

記憶が保持できない家族と一緒に暮らすことには、さまざまなストレスがあります。日常で良くあるのが「同じことをアホかと言うくらい何度も話すことでしょうか。

同じ話題を何度も振られたときの対応

認知症のご家族を介護されている方なら「あるある」と思う「何度も同じ話をする」ですが、これは何度もされると本当にイラつきます。1回、2回ならまだ我慢できますが、4回、5回と同じ会話をされると「もう!いい加減にしてよ!!」と怒鳴りたくなりますよね。

でも本人は質問したこと自体を忘れていますので「いい加減にしてよ!」と言われても「……は?なんで私が叱られているの?」という事になりますね。認知症の方は認知症の方の理屈で行動していますが、それがなかなか理解しにくいです。

同じ話題を振られたときはいきなり怒りを爆発させるのではなく、初耳の振りをして何度か会話をいなし、話題を逸らす……。これです。この作戦でいかなければなりません。

題して「私は名女優」。女優になることを楽しめれば、少しは介護の心理的負担も軽くなる……かもしれませんね。

 

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