認知症と在宅介護を考えるブログ

レジオネラ菌の集団感染発生!

time 2018/02/01

レジオネラ菌の集団感染発生!

先日、大分県国東市の特養老人ホームで、レジオネラ菌が集団感染し、うち男性1人がレジオネラ菌が原因の肺炎で亡くなりました。問題になっている安岐町の鈴鳴荘(れいめいそう)という老人ホーム、聞いたことがあります。かなり大きな老人ホームのようです。なぜ利用者がレジオネラ菌に感染してしまったのでしょうか?

冬は加湿が重要

冬はインフルエンザウイルスが猛威を振るう時期でもあります。インフルエンザウイルスは低温で乾燥した場所が好き。とくに乾燥した場所では咳などで体外に排出されたウイルスが浮遊しやすくなるため、部屋を加湿するのは真っ当な対策です。

老人ホームなど高齢者向けの施設では、冬に湿度管理や室温管理をするのは当たり前。空気が乾燥しないように加湿器をつけるのはきちんとした理由があるのです。

ところが今回、レジオネラ菌が繁殖したのが加湿器。問題の加湿器は、加熱しない超音波式であったことが公表されています。

レジオネラ菌はそもそも河川や土壌に普通に存在する環境細菌です。特に大量増殖しなければ体の中に少量吸い込んでもとくに悪さはしません。

河川に近づいてレジオネラ菌に感染した……なんてお話は聞きません。何もなければ危険な細菌ではないのです。

ところがこの細菌が増殖し、肺に取り込まれると肺炎を起こす可能性が非常に高くなります。とくに体の抵抗力が低い高齢者やお子さん、また慢性的な病気を持っている方はリスクが高いです。

レジオネラ菌の増殖を抑えるには?

加湿器のなかはジメジメしておりレジオネラ菌が繁殖しやすい環境です。ところがレジオネラ菌は60℃以上で死滅するため、加熱式やハイブリッド式の加湿器の場合はリスクが低いとされています。もし安全性を考えれば加熱型やハイブリッド式の加湿器を購入すると良いです。

比較的安全と言われている加熱式やハイブリッド式の加湿器であっても、お手入れをしなければ雑菌が(レジオネラ菌)繁殖する可能性もあります。タンクやフィルターをマメに洗い、掃除するなどのお手入れが必要でしょう。

今回は加湿器から基準の2万2千倍のレジオネラ菌が検出されたとのこと。普段からきちんと加湿器のお手入れがなされていたのか疑問です。鈴鳴荘のミキサー食、嚥下食は世界一と言われる方もいるくらい信頼されている施設(有名です)なので、今回「まさか!」という感じです。

まとめ

どんなに管理がしっかりしていても、どこか抜けてしまうこともあるのかもしれませんね。鈴鳴荘の皆さん、今後はどうか気をつけてください。

down

コメントする