認知症と在宅介護を考えるブログ

65歳以上はもう高齢者じゃない?転換点がやってきた

time 2018/02/19

65歳以上はもう高齢者じゃない?転換点がやってきた

65歳以上が高齢者という基準が長い間定着していましたが、その基準が変わる転換点がやってきました。高齢者対策の新しい指針として発表された「高齢社会対策大綱」では、65歳以上を高齢者とする従来の発想が「現実的なものではなくなっている」と明記。つまり高齢者の定義が変わるということなのです。

65歳でも若い方がたくさんいる現実

一昔前の高齢者は、65歳でもかなり老けた印象でした。70歳を超えると「お年寄りだな~」と感じられたものです。祖母がそうでした。65歳で腰が曲がり、顔もしわだらけだったのですが、今の65歳の高齢者で腰がまがった方は本当に少ないですし肌も綺麗です。

先日、洋服を選んでいる見知らぬ高齢者の方とちょっと話をしたのですが、見た目65歳前後の若い方かと思いきや「私、もう75歳なので~」とおっしゃっておりビックリしました。スタイルも良く背筋もピンとしていて、肌もまだまだお綺麗でした。

若い高齢者が増えたのは、やはり栄養のある食事はもちろん、昔よりも健康情報が多いことや健康に気遣う方が増えたことが原因なのではないでしょうか。昔と比べて衛生状態なども格段に良くなっていますし、若い高齢者が増えているのは素晴らしいことだと思います。

公務員の定年が65歳になるらしいです

高齢者を今までのように65歳からにするのは、現実的ではないということが公に政府から発表されたわけですよね。60歳定年制はもうすでに古いもので、これからは65歳定年制に変わってしまうわけです。

公務員も定年を65歳に引き上げるようですし、民間企業も定年を65歳に一律引き上げていくことになるでしょう。年金の支給が原則65歳からとなっていますが、こうなると原則70歳から支給に引き上げられるのは目に見えています。

つまり「お元気なうちは働きましょう」ということです。日本政府は年金をより多くの方に、よりたくさん支給するだけの余力がないのでしょう。高齢者の数は年々増えていますから、少しでも年金支給の年齢を遅らせたいでしょうし、年金にかかる費用も少なくしたいはずです。

結局、昔であれば「高齢者」であった方々が長く仕事をしなければならない時代がやってきた、と言うことなのでしょう。これは良い点もあります。

定年後は自宅でゴロゴロ、何もせずにぼーっと過ごせば認知症リスクがアップします。けれど仕事をすれば環境が激変することもありませんし、脳への刺激もあり認知症予防にもなります。

これから日本の高齢者福祉がどんな風に変わっていくのか、正確なところはわかりませんが、今までのような調子ではいかなくなるのは確かなようです。

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