認知症と在宅介護を考えるブログ

ホームヘルパー不足を解消するのはもしかすると高齢者かも

time 2018/02/20

ホームヘルパー不足を解消するのはもしかすると高齢者かも

全国的に介護職員が不足しているそうです。2025年、団塊の世代が全員後期高齢者になる頃には介護職員が43万人も不足するそうです。これはかなり大変なことなのではないでしょうか?この介護職員不足、どのように解消すればいいのでしょうか?

勤続10年以上の介護福祉士に月8万円の上乗せ

介護職員の給与は、他の産業に従事する方に比べて毎月約10万円も安いという統計があります。肉体労働で気を遣う上に夜勤や早出、遅出などの勤務もあり激務。

介護事故の危険もあり決して楽ではない仕事なのに、他の産業に比べて給与が格段に安いとなれば誰も注目しません。注目されないばかりか介護職員という仕事に魅力を感じないためますます職員不足になってしまいます。

また介護職員のプロ、介護福祉士も受験者が激減。受験のための基準が厳しくなったのがその理由だそうですが、それだけ介護の仕事に魅力を感じない方も多いのです。

介護福祉士の資格を取得しても介護の仕事をしていない方も相当数いるそうで、本当にもったいないと思います。知人が専門学校で介護福祉士の資格を取得したのですが、結局、建築会社に入社してしまいました。全然関係ない業界に進んだ理由はやはり給与だったのかもしれません。

人材不足を補うために、介護職員に対して国が特別にお金を支払うことが決まっています。なんと介護福祉士として10年勤務した方に、月8万円の報酬上乗せだそうです。そのお金、私たちが払った税金や介護保険料から出るんでしょうか?これからもっと負担が増えるのかと思うとぞっとしますね。でもそれくらいしないと、人材が確保できないのです。

高齢者が介護業界に目を向けている

介護職員が不足している昨今、介護業界に新たな人材として高齢者に注目が集まっています。高齢者が高齢者を介護する時代がきているのです。

すでに政府は「65歳は高齢者ではない」という政策の転換を図りつつあります。65歳になっても高齢者ではないのです。健康であれば生涯現役で働き続ける世の中になりつつあるわけです。

そんな高齢者が働く先として、介護施設や在宅介護の介護職員があげられます。60歳を過ぎて介護福祉士の資格を取得した方もいます。

同じ高齢者に介護してもらうとなれば抵抗のある方もいるかもしれませんが、若い介護職員と違い話題も合いますし、悩みも打ち明けやすいのではないでしょうか?

介護職員不足を解消してくれるのは、もしかすると高齢者なのかもしれません。

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