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ベテラン介護福祉士の処遇改善、毎月8万円アップが確定する

time 2018/02/22

ベテラン介護福祉士の処遇改善、毎月8万円アップが確定する

全国的に介護職員が不足しています。政府も人材不足・人手不足を把握しており「処遇改善」と呼ばれる給与の上乗せで介護職員の収入を増やし、職員の数を確保しようとしています。そしてこのたび、10年以上勤続するベテラン介護福祉士に、毎月8万円処遇改善費を上乗せすることが決まりました。でも、大丈夫なのでしょうか?

勤続10年以上の介護福祉士を優遇

介護職員は給与が安い、仕事がきつい、危険などと言われています。もちろん介護職員の中には「高齢者のために頑張ろう」「高齢者に尽くしたい」という高い志をもって入職されている方もいます。

でも「ほかにする仕事がなかった」「資格がなくてもできる」と言う理由で介護業界に入ってくる方もいます。人手不足なので誰でも良い、来てくれるなら採用…という雰囲気なのかもしれません。

介護福祉士は国家資格ですが、とくに資格がなくても介護の仕事はできますので最初は知識がなくても大丈夫なのです。そのうち仕事に慣れ、さらにしっかりした知識が必要であれば介護職員初任者研修など受ければいいのです。

ただ、介護のプロと言えばやはり国家資格をもつ「介護福祉士」です。資格を取得すれば職場から毎月資格手当などが加算されるはずですが、それほど大きな金額にはならないかもしれません。

そんな介護のプロである介護福祉士を優遇するのが「処遇改善」です。10年以上勤務する介護福祉士に対して処遇改善として月8万円を上乗せすることが決まりました。ところが現場の皆さんはあまり喜んでいません。それはなぜでしょうか?

本当に加算してくれるのか?

まず、10年現役で働く介護福祉士自体の数が少ないです。支給の要件を満たす方が少ないのですから、現場の職員が喜ぶわけありません。10年以上勤務する介護士も介護福祉士の資格がなければ処遇改善で給与が上がるわけではないのです。

また処遇改善でもらえる上乗せ分は本人の口座に直接振り込まれるわけではなく、事業所に一括して入ります。事業所がその処遇改善を丸々職員に支給すればいいのですが、事業者からネコババされる可能性もあるんじゃないか?という指摘もありました。

色々と憶測は飛んでおりますが、ベテラン介護福祉士に処遇改善で給与が大幅アップすることが決まりました。これが良いか悪いかはよくわかりませんが、ベテラン介護福祉士を見て資格を本気で取得しようとする方も出て来るかもしれません。

まとめ

介護職員を取り巻く状況・環境はかなり厳しいと聞きます。実際に仕事も大変なので、何かしらの救済がなければ人手不足は今後ますます深刻になるでしょう。できるだけ現場の職員が「良かった」と思える政策をお願いしたいです。

 

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