認知症と在宅介護を考えるブログ

人手不足を解消するのは高齢者の力

time 2018/03/05

人手不足を解消するのは高齢者の力

介護施設での人手不足が深刻であるという話は私も耳にするほどなので、現場では人材確保がかなり大変なようです。また介護業界だけではなく引っ越し業界も相当な人手不足で、引っ越しができない方も出てきているようですね。このように「極度の人手不足」の業界が注目しているのが高齢者の力です。

高齢者が介護施設で働いている

これはまだまだ少数の事例であるとは思いますが、高齢者が介護施設で働いているのだそうです。最近の高齢者は60歳になり定年を迎えても仕事を継続する傾向があり、その再就職先に介護施設を選ぶケースがあるのだそうです。

在宅介護の場合は介護職員初任者研修など130時間にも及ぶ研修を受けなければならないので、すぐに働けるのは施設。介護施設で60歳以上の方が働いてもとくに問題ないため、施設の人手不足解消のために高齢者を労働者として受け入れるところもあるようですね。

高齢者が高齢者を介護する、という構図ですが、もしかすると今後、この構図が普通にみられるようになるかもしれません。最近は高齢者の体力がアップしてきており、若々しい方も多いです。まだまだ体力・気力があり健康であれば介護施設に再就職する道もありえると思います。

同じような年代の方が施設で働いているとなれば、利用者も「私も車いすに乗っていられない。あの人のように元気で走り回りたい」とリハビリにやる気がでるかもしれません。同じ年代でも元気な方はやはり元気ですから、そういう方を見習って少しでも自立できる生活を目指してもらえれば、やはり素晴らしいと思います。

シルバー人材センターでもニーズがある

高齢者の勤務先は介護施設や一般企業だけではなく、シルバー人材センターにもあります。シルバー人材センターは高齢者があらかじめ登録しておき、働ける仕事があればその仕事をさせてもらうという方法です。

つねに仕事ができるわけではなく収入に波があることはマイナス面でしょう。けれど「毎日仕事をしたいわけじゃない。仕事があればそのときだけ働きたい」方にとっては都合がよいのです。

高齢者ができる仕事は草取りや木の剪定、掃除、網戸の張替え、駐車場の整理、簡単な事務などがメイン。誰でもできる軽作業なので登録される方も多いようです。木の剪定となると技術やセンスが必要なので、だれでもOKというわけにはいきませんが、草取りは女性もすぐにできる作業なので、時々、道路の清掃作業で働いている方々を拝見します。

カンタンな仕事とは言え、社会に貢献してお金がもらえるわけですから大いに意味はありますね。これからさらに人手不足が深刻になる世の中、高齢者の力をもっともっと必要とする場面は多く出てくると思います。

 

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