認知症と在宅介護を考えるブログ

MCIと認知症とはどう違うの?

time 2018/03/12

MCIと認知症とはどう違うの?

MCIという言葉、聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか?私も認知症の勉強をし始めて初めて、このMCIという言葉を聞きました。MCIとは軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment)の略です。このMCIと認知症とはどのような関係があるのでしょうか?

認知障害(Mild Cognitive Impairment)とは?

MCIは認知症の勉強会でも何回か話題にのぼりました。一般の方の認知度は低いと思いますが実際に認知症患者を介護しているご家族も「MCIとはなんぞや?」という状態でした。

このMCIは分かりやすく言えば認知症を本格的に発症する一歩手前の状態です。声優の三ツ矢雄二さんの言葉を借りれば「グレーソーン」なのです。まだ認知症を発症していませんので、このMCIの段階で適切な対処をすれば認知症を発症せずにすむ可能性があります。

最近、漫画家の蛭子能収さんが記憶障害で悩んでおり検査の結果MCIであったことが判明しました。もともとちょっとボケた感じの方でしたが、このままいくと本当に認知症になってしまうかもしれません。

MCIから認知症に進行してしまう方の半数が5年以内に認知症になってしまうというデータもあります。ただ裏を返せば、半数の方が認知症にならずにすむわけです。蛭子さんの場合も認知症になると決まったわけではありません。

MCIから認知症への連鎖を止めるには

MCIから認知症への進行を止めるために有効なのは「早歩く」だそうです。つまり定期的な運動ですね。

運動をすると体を動かしますので血流量がアップ。脳や体全体に新鮮な酸素が供給されます。それだけでも体には良さそうですよね。

またウォーキングで近所を散歩すると「おお、桜が咲いている」「蝉の声がうるさい」「金木犀の香りがたまらないな」「藤の花がとてもきれい」と目で見て、嗅覚や皮膚で香りや風、気温を感じて四季の移ろいを感じると脳への刺激があり認知症予防にはとても役立ちます。

ほかにも脳トレや食事の見直しなども大切です。食事はインスタント食品や糖分の多い食事、肉に偏った食事では生活習慣病リスクがアップしてしまいます。

生活習慣病は認知症のリスクをアップさせるため、栄養バランスのとれた食事を心がけることが基本。よく最近は「赤ワインで認知症予防」「オリーブオイルで認知症予防」という話を聞きますが、偏った食事自体に問題があるので、一つの食品だけを食べるのはやめた方がよさそうです。

まとめ

認知症とMCIとは関連があり、MCIの段階で症状の進行を止められれば認知症そのものを防げるかもしれません。誰でも認知症になるリスクがあるため生活習慣などを見直していくと良いようです。

 

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