認知症と在宅介護を考えるブログ

高齢者が安心して住める賃貸住宅は?

time 2018/03/14

高齢者が安心して住める賃貸住宅は?

実は高齢者は、民間の賃貸住宅に入居しようと思うと嫌がられる方々に分類されるようです。高齢者や外国人、生活保護受給者などは「訳アリ」と思われてしまい、なかなか思うようにアパートやマンションに入居できないようなのです。では高齢者が安心して住める賃貸住宅はどこにあるのでしょうか?

R-65というベンチャー企業ができた理由

最近、ネットの記事をみたらR65と言う会社がある事を知りました。高齢になるとさまざまなリスクから民間の賃貸住宅に入居しにくくなるようなのです。

高齢になるとまずアップしてしまうリスクは病気ですね。とくに困るのは認知症です。とくに一人暮らしの高齢者の場合、自分が認知症になっていること自体に気が付けないケースも多いのではないでしょうか?

認知症になると知らない間にガスコンロで鍋を焦がした、真夏にエアコンの暖房をつけていたとなると大変。とくにガスコンロでのトラブルは火事に直結する可能性が高いので、大家さんとしても見過ごせません。

火災に遭えば保険金もおりるかもしれませんが、大事なアパートにトラブルをもたらしそうな高齢者を好き好んで入れるようなことはないでしょう。また熱中症や急性の病気などで、部屋で孤独死してしまう高齢者も後を絶ちません。

そのような物件は事故物件となり、事故後は安い家賃で貸さなければならなくなります。経済事情から事故物件を好んで借りる変わり者もいるようですが少数派。大家さんとしてはトラブルメーカーの高齢者を入居させたくないのです。

そんな実情を知る不動産会社の会社員が立ち上がったのがR-65と呼ばれる不動産会社です。65歳以上の方がなかなかアパートやマンションに入居できない現実があることを示していますね。

高齢者が安心して住める賃貸住宅とは?

民間の賃貸住宅で高齢者が安心して住むためには、まず室内に段差がないことが重要です。今時のアパートはバリアフリーになっているところも多いので安心ですが、昔の古いアパートでは段差が結構多く危険です。

さらに手すりが玄関やトイレ、浴槽などについていないと不安ですよね。民間のアパートでバリアフリーや手すりのついている物件は限られてくるはず。

さらに部屋にいる間に容体が急変したら、すぐに外部に連絡できるようなケアコールの備え付けられたアパートは基本的に皆無。住んでいる自治体が個別通報装置を設置していれば別ですが、民間アパートで高齢者が住みやすい物件はかなり限られてきそうです。

そこで考えられるのがサービス付き高齢者向け住宅なのですが、このサ高住、アパート並みに普及していないのが痛いところ。もし入居したいと思っても、近くに開設されているわけではないのです。

さらに費用も民間アパートに比べて割高なケースもあります。室内はオールバリアフリーで手すりも完備。安心して住めるのですが相談役などで職員を配置しなければならず、設備や人件費にお金が掛かってしまうため割安な費用で住めるかどうかはわかりません。

結局、費用面などでサ高住に住むのを断念してしまう方もいるのではないでしょうか?高齢者が安心して住める場所はどこにあるのか…悩む問題です。

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