認知症と在宅介護を考えるブログ

幸齢者になるためには家族との絆が大事

time 2018/03/16

幸齢者になるためには家族との絆が大事

最近、高齢者ではなく「幸齢者」という言葉を聞くようになりました。幸齢者とは幸せな高齢者と言う意味なのは、漢字からわかりますよね。最近、幸齢者になるためには4Kが必要だという言葉も聞きました。つまり「かね・からだ・こころ・かぞく」の頭文字Kのようなのです。幸齢者になるには健康とお金、そして家族との絆が必要なのですね。

人はお金だけあれば豊かに生きられるわけではない

近所の方のお話です。市役所を定年退職した男性。手元には数千万円のまとまった退職金が残り、普段では手にできないお金に舞い上がり飲み屋に通うようになったそうです。

それまでキャバクラやスナックに通いつめることはなく、真面目実直に仕事をしてきたそうですが、狭い田舎のこと「〇〇さんは市役所を定年退職しており、たんまりお金をもっている。しかも独身で子供もいない。家のローンもない。金づるだ」という話は地元の飲み屋さんもしっかり把握。

その当時、街にはフィリピン女性が働くフィリピンパブがあり、そのお店にあっという間に夢中になり大金を使ったそうです。お店に行けばみんなが大歓迎してくれる。ボトルを入れて大騒ぎ。さぞや楽しい時間が過ごせたのではと思いますよ。

でも気が付くと退職金は減り、老齢年金が支給されるまでの間、どうやって生活しようかと真っ青になり正気に戻ったとか。ただ、元市役所職員の心に隙があり、そこにフィリピンパブの皆さんが入り込んで上手くお金を使わせたのは間違いありません。

もちろんフィリピンパブに行かずに大金をもっていれば幸せなのか?と言えば必ずしもそうではなかったのではないかとも思いました。その方の場合、独身で親御さんが介護施設に入所されており自宅に誰もいない、という事情もあったかもしれませんね。また市役所を辞めると生きがいをなくし、何か絆が欲しかったのかもしれません。

お金があればそれだけで心が満たされ、幸せになれるわけではなさそうです。

家族や友人との絆は一朝一夕には無理

幸齢者になるために一番必要なのは人との絆ではないかと思います。定年後はとくに、自宅にいる時間が増えますからね、家族とうまくいっていないと居づらくなります。

家事や介護などを全部妻に丸投げしていた方は、やはり肩身が狭いのではないでしょうか?「俺が働いて食わせてやってるんだぞ」と威張っていた方は、お仕事を辞めるわけですから今まで通りのように威張れないでしょう。

家族や友人との人間関係は一朝一夕には構築できません。ですから定年後のことを考えて、家族との関係をある程度深めておく、家庭以外にも居場所をつくるなどしておくことが大切です。

お金のことは、贅沢をしたり無理なローンを作らなければなんとかなると思っていますので、あとは健康と人とのつながりですね。これをどう維持するか、どう広げるかで幸齢者になれるかどうかが決まってくるのだと思います。

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