認知症と在宅介護を考えるブログ

介護施設で起きる利用者によるセクハラは認知症が一因

time 2018/03/30

介護施設で起きる利用者によるセクハラは認知症が一因

認知症は脳の病気です。脳が侵されるわけですから、患者が思いもよらない行動を起こすのはある意味仕方がないと言えます。利用者による困った行動にセクハラがありますが、とくに女性介護職員が多い介護施設や在宅介護では大きな問題となっています。どうすればいいのでしょうか?

認知症になると理性がなくなる?

すべての認知症の方にセクハラの症状がでるわけではないのですが、脳のどの部位で病気が進行しているかどうかで、自分の理性を抑えられなくなり女性介護職員にセクハラをしてしまうケースがあるそうです。

前頭前野型認知症の場合、理性をつかさどる脳の部位が侵され、セクハラはもちろんお店から商品を盗む、カッとなって人に暴力を振るう、暴言を吐くなどまさに「やりたい放題」の状態になることがあるそうです。前頭前野型認知症だけではなく、他のタイプの認知症でも脳の部位のダメージ状況によっては、セクハラなどの困った症状が出るようです。

理性の歯止めがなくなると、女性介護職員の胸やおしりを触ったり押し倒したりと言ったことは日常茶飯事のようです。被害に遭う職員の方はたまったものではありません。

ただ相手は病気を患っているため、訴えても処罰することはできません。せめてできることはご家族に相談することくらいですが、家族にしても「病気だからしょうがない」と困ってしまいますね。

セクハラをやめさせることはできないけれど…

病気のせいで女性職員にセクハラをする場合、当該利用者の介護は常に男性職員が行うように対処する施設もあるそうです。男性相手にセクハラは成立しにくいですからね。

暴力行為も相手が男性だと、拳を上げにくくなるかもしれませんね。セクハラや暴力行為を完全に止めることはできませんが、セクハラしにくい雰囲気にさせることはできます。

また女性の認知症患者が男性介護士に恋をしてストーキングする、という怖い出来事も起きています。認知症は妄想の症状が出るケースもあり、いつの間にか利用者の頭の中で「あの男性介護士と私は付き合っている」ことになっていたります。

他の女性利用者がお目当ての男性介護士と仲良くしようものなら、嫉妬から女性利用者に暴力を振るったり、男性介護士を追いかけまわしたりとかなり大変なようです。結局その職員は他の施設に異動したそうです。良かった。

認知症は脳の病気なので、とんでもない症状が出ることもあります。どのような症状が出やすいのか、ある程度勉強しておくと対策を立てやすくなります。

 

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