認知症と在宅介護を考えるブログ

認知症高齢者がお風呂を嫌う理由と対策

time 2016/07/12

認知症高齢者がお風呂を嫌う理由と対策

認知症患者はお風呂を嫌がる

以前、ドラえもんの声優で有名な大山のぶ代さんが認知症になっていたことが世間に公になったとき、介護をしている大山さんの旦那さんが「(大山さんは)お風呂に入るのととても嫌がる」と言っていました。

認知症になると入浴拒否をするケースがある……そのとき初めてその事実を知りました。

【 認知症になると、なぜお風呂を嫌がるようになるのか… 】こちらのブログには、認知症患者が入浴を拒否する理由と対策などが細かく書かれています。参考になりますのでお読みください。

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認知症患者がお風呂を嫌がる理由と対策

以下の説明は、認知症患者が施設に入って介護を受けていることを前提にご説明しています。

1,裸になるのが恥ずかしい

お風呂の入るときは必ず服を脱ぎます。裸になった姿を介護職員に見られることは「とても恥ずかしいこと」です。この「恥ずかしさ」が入浴を妨げる原因になっています。

介護施設には赤の他人である介護職員がいます。職員がどれだけ優しく接してくれても、赤の他人の前で裸になるのは嫌なものです。もしも家族が継続的に入浴介助を行っていたのなら、家族に施設まできてもらい入浴介助をお願いするケースがあるそうです。

家族と介護職員が一緒に入浴介助をすることにより信頼関係をすこしずつ構築していきます。

2,お風呂場は密室で怖い

お風呂場は逃げ場がなく、怖い場所でもあります。裸でお風呂に入っていて、なにかあったらどうしましょう? その不安感からお風呂に一人で入れない、入るのが怖いということがあります。

そんなときは介護職員が入口で「ここにいるので大丈夫ですよ」と声をかけると安心できます。

3,「お風呂ってなんでしたでしょうか……?」

認知症の中核症状はもの忘れです。この記憶障害はお風呂をいう存在すら忘れさせることがあります。「お風呂に入りましょう」と言っても「お風呂ってなんですか?」と真顔で聞く場合、お風呂を忘れているケースになります。

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お風呂を思いだすためにタオルや風呂おけなどを見せる、また実際にお風呂を見てもらって「これからお風呂に入りますよ」と声をかけ、無理強いをせずにお風呂を楽しんでもらう工夫が必要です

4,お風呂上りは肌がカサカサしてイヤ

乾燥肌の方は入浴後に肌がカサつきます。そのカサつきが嫌で入浴拒否される方もいます。この場合、入浴後に乳液などの保湿ローションを塗り、肌に水分と油分を与えます。

5,体調不良

体の調子が悪くて入浴を拒否する場合もあります。「入浴を拒否している」と無理にお風呂に入れるのではなく、入所者の様子を良く観察し、体調不良からの入浴拒否であると見抜かなければなりません。

入浴拒否の認知症患者に接するときの注意

入浴拒否をする認知症患者には患者なりの理由があります。その理由をしっかり考えてあげる、また相手を話しをして何が入浴拒否の理由になっているのかを知ることが大切です。

「何がなんでもお風呂に入れなければ!!」ではなく「何が入浴拒否の原因になっているのか」を見極め、焦らずにゆっくり対応することが重要です。

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