認知症と在宅介護を考えるブログ

認知症の発症が多い国と少ない国がある理由

time 2017/01/22

認知症の発症が多い国と少ない国がある理由

認知症患者の少ない国とは?

今や日本の高齢者の4人に1人が認知症、あるいは認知症予備軍と言われています。かなりの数の認知症患者が日本にはいる、ということになりますが、その反面、認知症患者の少ない国もあるそうです。

その国とはインドとフランス。フランスは赤ワインをよく飲む国で、赤ワインに含まれるポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が認知症を抑制するのだそうです。

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ただこの方法、お酒が一滴も飲めない方には実践できません。また本当にフランス人に認知症が少ない原因が「ポリフェノールだけ」なのかどうかも良く分からないのです。なんとも言えません。

そしてインド人。インド人も認知症が少ない国なのだそうです。インド人がよく食べる食品と言えばカレーですが、カレーに含まれる香辛料、ターメリック(ウコン)にはクルクミンと呼ばれる抗酸化物質が多く含まれており、この成分が認知症の発症を抑制する、という説があります。

そうすると、カレーを積極的に食べると認知症の発症を抑えることができる……ということになります。ただ、そんなに毎日カレーを食べるのも苦痛です。

ほかにもある、認知症患者の少ない国

ほかにも認知症患者が少ないと言われている国があります。イタリアとギリシャです。これらの国では地中海式料理が盛んに食べられており、これら食品にアルツハイマーを抑制する効果があるのでは? と言われています。

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地中海式料理にはオリーブオイルや野菜、果物、豆類、魚、赤ワインなどがふんだんに使われています。野菜や豆類を多く摂取すると、認知症の発症を抑えられるという報告もあり「認知症を防ぐには食生活の改善が重要である」ということが言えると思います。

国際的なレポートでは認知症患者がもっとも少ないのは西アフリカ地域

2009年版の世界アルツハイマーレポートでは、西ヨーロッパ人口を基本にした10万人あたりのアルツハイマー病発症者数では、一番低いのは西アフリカの2%、そして中央アフリカの2.5%とアフリカ地域が突出して少なくなっています。

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これはアフリカ人の寿命にも関係していると思います。認知症は高齢になればなるほど発症しやすくなりますが、アフリカの平均寿命はシエラレオネでは45歳となっていますし、ボツワナは約47歳です。平均寿命が短いため、認知症の発症率が突出して少ないのです。

日本の平均寿命はアフリカ地域よりも高いため、認知症リスクが高くなります。認知症患者の少ない国には、このようなからくりがあります。

認知症の発症を防ぐには食事と運動

認知症の発症を防ぐには、規則正しく栄養バランスのとれた食事が欠かせません。インドやフランス、地中海式料理の良いところを取り入れたいものです。

最近は運動、とくにインナーマッスルを鍛えることで脳が活性化されるというデータもあります。運動することで認知症を防げる可能性はあります。

平均寿命が長くなった今、認知症になるリスクはすべてに人にあります。十分気を付けましょう。

コメント

  • […] 今回おもしろいな、と思ったのは、こちらのブログです。 認知症の発症が多い国と少ない国がある理由 […]

    by 世界の認知症事情と食生活 | 三世代同居中の主婦が綴るダブルケアの本音 €2017年1月28日 8:18 PM

  • 西アフリカなどの数値ですが、国民あたりでなく、60歳以上の人口に対しての%なので、寿命のファクターは解釈として間違いですね。

    by 通りがかり €2017年7月12日 2:58 PM

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