認知症と在宅介護を考えるブログ

IHクッキングヒーターも火事の元に!認知症患者も要注意

time 2017/02/21

IHクッキングヒーターも火事の元に!認知症患者も要注意

・IHクッキングヒーターが安全と思われている理由

 

老人ホームのパンフレットをみると、個室にミニキッチンが設置されたタイプでは必ずといっていいほどIHクッキングヒーターが設置されています。高齢者向け住宅では、火をつかったガスコンロは使われていないようです。

 

グループホームにはリビングダイニングにキッチンが設置されていますが、このキッチンも必ずIHクッキングヒーターになっています。認知症の方があやまってやけどをしたり、火事を起こさないよう規制されているのだと思います。

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IHクッキングヒーターは従来のガスコンロにくらべて「火を使わない」ことが最大のメリットです。ガスコンロの火は青いですが、高齢になると青い色が見えにくくなり、着衣着火によりやけどを負う高齢者がいます。そのような事故を防ぐ意味もあるのでしょう。

 

IHクッキングヒーターは鍋の温度が一定以上高くなると自動的に電源が切れますし、天ぷらを揚げるときも完全にコンピューター制御で「いまが揚げ頃」という信号を発信してくれます。大変便利ですね。

 

ところがこの安全そうなはずのIHクッキングヒーターにも弱点があるのです。

 

・正しい使い方ができないと発火する危険性大

 

絶対安全なはずのIHクッキングヒーターですが、正しい使い方ができないと発火する恐れがあります。実際にこんな事例がありました。

 

IHクッキングヒーターで揚げ物を作ろうと鍋に油を入れて加熱。ところがこのときの油の量が非常に少なく十分な量ではなかったため、油が異常に加熱されて発火したのです。

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IHクッキングヒーターは加熱する力がガスよりも強く、あっという間に高温になります。最大加熱せずに、弱めの加熱量で注意しながら調理しましょう。また既定の鍋や油の量を守らず調理した場合は、思わぬトラブルが起きる可能性大です。

 

規定外の使い方をすればトラブルが起きることもあります。これはどのような製品にも言えることです。IHクッキングヒーターの場合、何も入れていない鍋を置いて空焚きし鍋が使えなくなった、脚のついた鍋を置き、火が出たなどの事例もあります。

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IHクッキングヒーターで火事が起きるケースは、半数が誤使用によるものです。また誤使用だけではなく、揚げ物をしているときにその場を離れることで事故も起きています。

 

「IHクッキングヒーターは絶対安全」そんな思いこみは厳禁です。正しい使い方ができないと事故や火事が起きるのは当然のこと。家電製品を過信せず、事前に取扱説明書をきちんと読みただしく使いましょう。

 

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